ガラスの種類・構成:機能ガラス 【耐熱強化ガラス】

特殊な加工と超強化処理がほどこされた、耐熱性能のある強化ガラスです。

一般的な強化ガラスの2倍以上の強度があり、優れた耐熱・遮熱性能を持っているため、防火対策に高い効果を発揮します。

 

防火対策には【耐熱強化ガラス】

耐熱強化ガラス一般にガラスには耐熱性能がなく、高温の炎で熱せられると割れ落ちてしまいます。火災時には、割れ落ちた窓から炎が侵入したり燃え広がったりします。【耐熱強化ガラス】は耐熱・遮熱性能に優れ、火災のときガラスが脱落して炎が侵入するのを防ぎます。また、万一割れても、破片は小さな粒状になるため大けがを防ぐ安全なガラスです。




開放感を演出するクリアな外観

従来防火用のガラスとして使われてきた【網入りガラス】と異なり、金属線が入っていないため外観がクリアで、開放感のある居住空間をつくることができます。

※防火対策に役立つガラスには、ほかに【網入りガラス】があります。火災によるガラスの脱落や燃え広がりを防ぐ効果がある一方、ガラスに金属線が入っているため、クリアな外観を求める場所には向かないことがあります。

このガラスにできること

安全・安心に暮らす【ケガを防ぐ】


ガラスは、割れるととても危険です!

ガラスのコップが割れて破片でケガをした経験、ありませんか? 一見丈夫そうな窓ガラスも、地震や強風で、それに人や物が勢いよくぶつかると割れることがあります。割れたガラスの破片は、鋭利な刃のようでとても危険。家庭では、子どもやお年寄りが割れた窓ガラスでケガをするケースが意外と多いのです。

 

 

割れたとき、ケガを防げるガラス選びを

絶対に割れないガラスはありません。しかし、安全や災害対策を考えて作られた、ケガを防げるガラスがあります。 こうしたガラスには、強くて割れにくく、割れたとしても破片が小さな粒状になるものや、割れてもほとんど破片が飛び散らないものがあります。 実は国も、学校やデパートなど大勢の人が集まる建物でのガラスの事故を防ぐために、こうした安全性の高いガラスを使うよう指導しています。 ガラスを賢く選んで事故・ケガを未然に防ぎましょう!

 

 

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安全・安心に暮らす【火災から守る】


火災は窓から広がります!

万一火災が起きたとき、窓ガラスが被害の拡大を招いてしまうこと、ご存じですか。

実は、一般の窓ガラスは耐熱性能を持っていません。そのため、炎で熱せられると割れ落ちて、そこから火が侵入してくるのです。特に、都市部など住宅が密集している地域では、窓からの延焼が重大な被害を招くことがあります。

 

 

ご近所のためにも、窓の防火対策を

窓の防火対策は、万一のときの被害を最小限に抑えるために大切なこと。それには、炎で割れにくい耐熱性能のあるガラスを使うのが効果的です。

このような「耐熱強化ガラス」は、割れにくく炎を遮断するので、火災のとき高い効果を発揮します。もし割れても、破片がほとんど落ちないので、避難する際のケガも防ぐことができます。

防火性能の高いガラスを選んで、万一ときに備えましょう!

 

 

 

 

(引用)ガラスタウン|http://www.glass-town.com/より

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